gBiz ID(GビズID)って?取得方法とできることを解説

GビズIDのメリットと取得方法
contents

gBiz IDって?

gBizID(GビズID)は、様々な行政手続きのオンライン申請ができる電子申請用アカウントです。
登録手数料は無料で、有効期限もないので1度取得すれば更新は不要です。(令和5年1月時点)
2021年のデジタル庁発足に伴い、gビズIDに対応する行政サービスの拡充が見込まれています。

利用できる行政サービスの一覧

現在、gビズIDは国の電子申請窓口(e-Gov)や、補助金申請システム(J-Grants)、一部の許認可手続、社会保険手続などに使用することができます。

gBizIDのメリット

gBizIDを使用した電子申請には以下のようなメリットがあります。

  • 【いつでもどこでもOK!】基本的に365日、24時間申請が可能です。
  • 【コスト削減!】オンラインで手続きが完結するので郵送時間や経費の削減につながります。
  • 【手間が省ける!】多くの手続きで前回申請時のデータを引用することができるので入力作業の手間を省くことができます。
  • その他、電子申請でしか受付をしていない補助金や電子申請することで審査上加点される補助金があったりもしますので、事業者の方には取得をオススメしています。

gBizIDのアカウント種類について

gBizIDのアカウントには以下の3種類があります。
gBizIDエントリーでは使用できる行政サービスに制限があるので、事業者の方であれば基本的に「 gBizIDプライム」を取得することになるでしょう。

出典:デジタル庁gBiz IDホームページより(https://gbiz-id.go.jp/)
gBiz ID プライム
  • 法人代表者や個人事業主向けのアカウント
  • 補助金や許認可の電子申請には、gBizIDプライムのアカウントが必要です。
  • gBizIDプライムは、印鑑証明書と登録申請書をデジタル庁GビズID運用センターに郵送し、2週間程度で発行されます。
  • 発行手続完了まで時間がかかります(2週間程度)
  • 補助金などの電子申請を考えている場合は、ぜひ早めのアカウント取得をオススメします。
gBiz ID メンバー
  • gBizIDプライムのアカウントをもつ法人・個人事業主の従業員用のアカウント
  • 従業員が申請情報の入力作業をする場合などに使用することができます。
  • gBizIDプライムアカウントの所持者(法人代表者・個人事業主)が許可したサービス(書類作成など)のみアクセスができます。
gBiz ID エントリー
  • 「即日発行」が可能なアカウント
    ですが、使用可能な行政サービスについて制限があります。

gBizIDプライムの取得方法

gBizIDプライムの申請には次のものを用意し、運用センターに郵送する必要があります。
申請にあたって書類の書き方や郵送先など手続きの詳細についてはデジタル庁gBizIDのWEBサイトに詳細が記載されていますので併せてご確認ください。

gBizIDプライムの取得に必要なもの

スマートフォンもしくは携帯電話

申請用のワンタイムパスワードをSMSで受信するために必要です。

印鑑証明書と登録印(実印)

発行日から3か月以内の原本が必要です。
法人名義で取得する場合には登記所届出印の印鑑証明書(会社・法人が登記されている法務局で発行)
個人事業主名義で取得する場合には事業主個人の印鑑登録証明書(市区町村の窓口で発行)

電子メールアドレス

メールアドレスがアカウントIDとなるため、取得申請者自身のメールアドレスが必要です。

申請書

デジタル庁gBizIDのWEBページで作成することができます。
申請書に印鑑証明書と同じ印鑑を押印し、印鑑証明書を同封してデジタル庁GビズID運用センターに郵送します。
書類に不備が無ければ2週間程度でgBizIDプライムアカウントが発行されます。

  • URLをコピーしました!
contents